2023年9月1日 更新!外壁塗装に使われるアクリル塗料ってなに?メリット・デメリットをわかりやすく解説!
「外壁塗装でよく見るアクリル塗料ってどんな塗料?」 「安価なことが多いけど長持ちするの?」 「ぶっちゃけ塗装屋的におすすめできる?できない?」 「アクリルシリコン塗料とは違うの?」 外壁塗装や屋根塗装についてお調べの方なら一度は目にするであろう『アクリル塗料』という名前。 今回の記事ではアクリル塗料の特徴やメリット・デメリットだけでなく、塗装専門店としておすすめできるかどうかまで 赤裸々に語ってみようと思います! 最後までよろしくお願いいたします! 広島県福山市の外壁屋根塗装専門店コローレです! 福山市南蔵王町に見て・触って・相談できる体験型のショールームをオープンしました! お見積り・建物診断・ご相談・ショールームのご利用はすべて無料です! 「そろそろ塗装したほうがいいのかなぁ・・・1回家を見てもらいたい」 「他で見積もりをもらったけど、別の塗装屋の意見も聞いてみたい」 「ぶっちゃけた話、塗装工事ってどれぐらいでしてもらえるの?」 このようなお悩みやお困り事はコローレにお尋ね下さい! 塗装について気になること、すべて解決させていただきます! WEBからなら30秒で完了! ショールームの予約をする アクリル塗料を外壁塗装や屋根塗装に使うのはおすすめしません! 最初に外壁塗装や屋根塗装にアクリル塗料を使うのはおすすめできるかできないか結論から述べます。 コローレでは、お客様の強い要望がない限りアクリル塗料をおすすめすることはありません。 コローレに限った話ではなく、2023年現在、外壁塗装や屋根塗装にアクリル塗料が使われることはほとんどありません。 理由は次の2つ。 耐用年数が低く、塗り直しのサイクルが早い アクリル塗料よりコスパも耐用年数も優れた塗料がある アクリル塗料のメリットのひとつに外壁塗装を安価に行える点があります。 一方でデメリットとして耐用年数が短く、早いサイクルでの塗り直しが必要になるというものがあります。 1回の工事費用は抑えられたとしても、数年後にまた塗り直さなければいけない状況がくるとなると、結果として工事費用が高くついてしまい、お客様に損をさせることに繋がりかねません。 また、昔とは違いアクリル塗料よりコスパも耐用年数も優れた塗料が出ています。 そういった背景から、アクリル塗料はなかなか選ばれなくなっています。 コローレでも、同じ理由からお客様のご要望に沿った別の塗料を提案させて頂いているのが現状です。 ※ご要望があればアクリル塗料でのご提案・施工も可能です。お気軽にお申し付け下さい。 アクリル塗料の特徴やメリット・デメリット アクリル塗料はおすすめしていないと言いましたが、アクリル塗料が気になる方もいると思います。 ここではアクリル塗料の特徴とメリット・デメリットを詳しく解説していきます。 アクリル塗料の特徴 アクリル塗料はアクリル樹脂(プラスチックの一種。身近なものではコップや自動車のテールランプなどに用いられています。)を主な成分とする塗料です。 外壁塗装に用いられるアクリル塗料は1液型(塗料を硬める硬化剤が不要なタイプ。必要なものは2液型)であることが多く、扱いやすい塗料と言われています。 昔は外壁塗装の定番塗料として使用されていましたが、現代では様々な事情から使われることは少なくなってきています。 アクリル塗料のメリット アクリル塗料のメリットを2つ紹介します。 塗料が安価なため低コストでお家を綺麗にできる 色が豊富でとことんこだわれる 塗料が安価なため低コストでお家を綺麗にできる 基本的に外壁塗装工事にかかる費用の中で大きく変動するものが塗料です。 アクリル塗料は塗料の中でも安価なため、外壁塗装工事に必要な費用をおさえて家を綺麗にできます。 色が豊富でとことんこだわれる クリル塗料は色の種類が豊富なため、お客様の頭の中にある理想のお家のイメージを忠実に再現できる塗料と言えます。 外壁塗装に用いられる白系、黒系、ベージュ系といった一般的な色から、赤系、青系、黄色系、緑系などこだわればこだわるほど理想に近づけるでしょう。 アクリル塗料のデメリット アクリル塗料のデメリットと言える点は次の2点です。 耐用年数は3年〜8年程度のため塗り変え頻度が増える 塗膜のひび割れが起こりやすい 耐用年数は3年〜8年程度のため塗り変え頻度が増える アクリル塗料の耐用年数は短いと3年、長くて8年程度と言われています。 必然的に塗り直しのサイクルは他の塗料よりも早くなります。 塗り変えの頻度が増える=費用が増えることになります。 1回の塗装の費用は抑えられますが、10年〜20年以上を見据えたときに結果として費用が高くつく可能性は高くなります。 塗膜のひび割れが起こりやすい アクリル塗料には可塑剤(塗料に弾性を与える薬剤。プラスチックやゴム製品などに含まれます。)が配合されています。 可塑剤は紫外線に弱く、また、時間経過により揮発して抜けていきます。 可塑剤が抜けたアクリル塗料の塗膜は弾性が失われ硬くなるため、塗膜にひびが入りやすくなります。 アクリル塗料で外壁塗装や屋根塗装を行った場合の相場価格 「アクリル塗料は安価」 「低コストで家が綺麗にできる」 ここではアクリル塗料の相場価格などを見ていきましょう。 アクリル塗料の相場価格は1平米あたり1000円〜1800円 2023年現在でのアクリル塗料の1平米あたりの相場価格は1000円〜1800円程度となっています。 他の塗料が2000円を超えるのが当たり前な中、かなり安価な部類と言えます。 ※あくまで参考価格です。詳細を知りたい方はお問い合わせください。 アクリルシリコン塗料やピュアアクリル塗料とは? ここまではいわゆるアクリル塗料について述べてきました。 しかし、塗料について調べているとアクリルシリコン塗料や弾性アクリル塗料、ピュアアクリル塗料など、名称にアクリルがつく塗料がいくつかあることに気づくと思います。 これらの塗料といわゆるアクリル塗料は何が違うのか解説します。 アクリルシリコン塗料はシリコン塗料のことを指す アクリルシリコン塗料はいわゆるシリコン塗料のことを指します。 (※シリコン塗料についてはまた別の記事で詳しく解説します) なので、アクリルシリコン塗料という文字列をみたら「シリコン塗料のことだな」と思っていただいてOKです。 弾性アクリル塗料はひび割れに強い 通常のアクリル塗料は可塑剤が抜けると硬くなりひび割れを起こしやすくなります。 アクリル塗料のこの弱点をカバーしているのが弾性アクリル塗料です。 下地のひび割れなどに追従して塗膜がゴムの様に伸び、塗膜のひび割れを防ぐことが期待できます。 一方で、基本的なスペックはアクリル塗料と同じなので、長い耐用年数は期待できません。 ピュアアクリル塗料は塗料メーカーのアステックペイントが製造している塗料 オーストラリアの塗料メーカーであるアステックペイントが製造している塗料のことを指します。 普通のアクリル塗料の耐用年数が3年〜8年と言われていますが、ピュアアクリル塗料は15年以上の耐候性があり、フッ素塗料と同等と言われています。 弾性や防水性にも優れており、アクリル塗料とはまったくの別物と言えます。 こんな人にはアクリル塗料がおすすめ 記事冒頭で「コローレではアクリル塗料をおすすめしていない」と断言してしまいましたが、おすすめできる人もいます。 いろんな色に塗り直して楽しみたい方 数年後にお家を手放す方 塗り変えサイクルが早いので「今回はこの色」「次の塗り変えはあの色」といったように、様々な色に塗り替えて見た目の変化を楽しみたい方にはおすすめです。 また、数年後にお家を手放す予定がある方にもおすすめできます。 10年〜20年の耐用年数のある塗料で塗って資産価値を上げておくというのも手ですが、そうでない場合はアクリル塗料で塗装して劣化する前に手放すのがコスパ的にはいいのではないかと思います。 工事費用を抑えたい方は要注意 「価格重視の方はアクリル塗料がおすすめ」という塗装業者さんもいると思いますが、コローレでは工事費用を抑えることを目的としたアクリル塗料での工事はおすすめしません。 再三申し上げている通り、長い目で見た時に費用が高くなり、結果的にお客様を損させることに繋がりかねないからです。 工事費用面でお悩みの際は、信頼できる塗装業者に相談してみましょう。 しっかりとしたところであれば、アクリル塗料以外でも何かベストな方法がないか提案をしてくれるはずです。 福山市で外壁塗装や屋根塗装のことはコローレにお任せ下さい! 本日は外壁塗装や屋根塗装に使われるアクリル塗料について解説してみました。 一昔前までは外壁塗装の定番塗料であり、コスト面で優れていることから惹かれてしまう塗料かとは思いますが、耐用年数やスペックを考えると強くおすすめできる塗料ではありません。 アクリル塗料を検討されている方は、じっくり考えてみることをおすすめします。 しかし、そうなると「どの塗料がいいんだ・・・」となると思います。 福山市、または近辺にお住まいの方はコローレにお任せ下さい! 8月8日に南蔵王にオープンしたショールームでは、各塗料の特徴や違いを詳しくお話させて頂いています! 今回の記事が参考になった方、もっと別のことが知りたかった方、読んだ上で疑問が生まれた方。 ぜひショールームへお越しください! 専門のスタッフが、お客様のお悩みやご要望に真摯にお答えします! 本日も最後までご覧いただきありがとうございました!