塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 現場ブログ

外壁塗装時の臭い対策と解決方法 !

塗装まめちしき 2024.01.15 (Mon) 更新 外壁塗装時の臭い対策と解決方法 !

「外壁塗装をしたいけど臭いが気になって・・・。」
「以前に外壁塗装をしたときに臭いに悩まされた。」
「ご近所さんが外壁塗装をしているときに臭いが気になった。」

という理由でなかなか外壁塗装に踏み切れない方は多いのではないでしょうか。

外壁塗装で使う塗料には大なり小なり臭いがあり、どうしても避けられない点ではありますが、臭いを抑える方法や対策などはあります!
本日の記事ではプロ目線で、外壁塗装時の臭いの対策と解決方法をお話していきます!


福山市で外壁塗装・屋根塗装は
コローレにお任せください!

見積もり・建物診断・ご相談はすべて無料!
お気軽にお問い合わせください!

見積依頼でクオカード500円分プレゼント!

外壁塗装における臭いの主な原因はシンナー

そもそも外壁塗装をするとどうして臭いが気になるのでしょうか?

その原因は塗料に含まれる成分にあります。

塗料の主な成分は【樹脂】【顔料】【溶剤】の3つに分けられます。

  • 樹脂・・・アクリル樹脂やシリコン樹脂など塗料のグレードや性能に関わるものと言う認識でOK
  • 顔料・・・塗料の色となるもの
  • 溶剤・・・塗料が油性塗料であればシンナー、水性塗料であれば水

上記の中で臭いの原因となるのは・・・そう、シンナーです。

シンナーには塗料の粘度を下げて扱いやすくする、塗装面を平滑にするなどの効果があり、油性塗料には必要不可欠なものです。
一方で、独特な臭いがあり、人体に有害な作用を持っていることでも知られています。

外壁塗装の臭いが及ぼす影響

上記の通り、臭いの主な原因は油性塗料に用いられるシンナーです。
臭いがきついだけなら我慢すればいいのですが、シンナーには中枢神経を麻痺させる作用があり、吸いすぎることで頭痛吐き気などを引き起こすことがあり、最悪の場合、呼吸困難になることもあります。
特に小さなお子様や動物などは体が小さい分、大人よりも影響を受けやすい傾向にあり、注意が必要です。

外壁塗装で臭いが気になるのは中塗りと上塗りの2工程

外壁塗装工事の工程でシンナーを用いるのは中塗りと上塗りの2工程です。
外壁塗装工事は仮設足場設置に始まり、高圧洗浄や下地補修、塗装、最終チェック、完工までおおよそ2週間(14日間)あります。
そのうち中塗りと上塗りの工程が占めるのはわずか2日のみです。
乾燥の1日をあわせて、約3日間が臭いが気になる期間といえます。
逆を言えば、この3日間をどうにかすれば臭い問題はクリアということです。

外壁塗装の臭い対策:事前対策編

外壁塗装の臭いが気になる場合、対策を施すことである程度緩和することが期待できます。
まずは外壁塗装工事に入る前にできる事前対策をご紹介します。

臭いの少ない塗料を希望する

外壁塗装の用いられる塗料は多く、各メーカーの各塗料を調べて選ぶのは現実的に不可能です。
なので、まずは塗装業者との打ち合わせの段階で臭いの少ない塗料を希望する旨を伝えましょう。
その上で希望する色やグレードも併せて伝えてみましょう。
優良な塗装業者であれば、条件に合う塗料を提案してくれるはずです。

水性塗料を選ぶ

上記で希望を伝えた上で、いくつか塗料の提案があれば、水性塗料を選ぶのはおすすめな対策のひとつです。
水性塗料は油性塗料と違い溶剤が水なので、溶剤による臭いはありません。
しかし、水性塗料も有機溶剤が全く含まれていないわけではなく、多少なりとも含んでいます。
そのため、人によっては多少気になることがあるかもしれません。

F☆☆☆☆(エフ・フォースター)規格の塗料を選ぶ

JIS規格、JAS規格で認められたF☆☆☆☆(エフ・フォースター)と呼ばれる塗料を選ぶのもおすすめです。
シックハウス症候群の原因のひとつとされるホルムアルデヒドの発散を抑えた製品に与えられる規格で、Fに続く星の数でどれだけ発散を抑えているかを表しています。
ホルムアルデヒドは臭いだけでなく人体への影響もあるとされているので、F☆☆☆☆の塗料を選ぶことで臭いだけでなく健康面にも配慮できます。
塗装業者との打ち合わせの段階で、「F☆☆☆☆規格の塗料で」と細かく希望を伝えておくのもいいかもしれません。

外壁塗装の臭い対策:工事編

ここでは現在進行系で外壁塗装の臭いに悩まされている人ができる対策についてご紹介します。

換気を行う

外壁塗装工事の際には塗料が飛び散ったりするのでお家の各所に養生を行います。
窓も養生をすることが多く、基本的に開閉できないのですが、開閉できるように養生してもらっていれば窓を開けて換気をしてみてください。
空気の入れ替えを行うことで臭いを軽減できることが期待できます。

しかし、風向きなどの問題で臭いが消えない、きつくなる、といった場合は換気をやめましょう。

マスクを着用する

臭いを抑えるのにマスクを着用するのもひとつの手です。

ですが、普通のマスクでは臭いを抑える効果は期待できません。
工事用の防毒マスクなどを用いればかなりの臭いを防げますが、現実的ではありません。
活性炭フィルターなどを備えている消臭効果のあるマスクが最適です。

外出する

何をしても臭いが気になるという場合は、最後の手段として外出しましょう。
臭いが気になる期間はおおよそ3日間です。
3日間、日中は外出して気分をリフレッシュするのも効果的な手段といえます。

まとめ

本日のまとめ

  • 外壁塗装の臭いの主な原因はシンナー
  • 水性塗料またはF☆☆☆☆規格の塗料を使うことである程度軽減できる
  • 臭いがする工事は全体のうち約3日間
  • 工事中どうしても気になる場合は換気を行う、マスクを付ける、外出するなどの対策を!

外壁塗装と臭いは切っても切れない関係ですが、使用する塗料を選ぶことや対策を施すことで解決できます!

福山市の外壁塗装専門店コローレでは、臭いが気になるというご要望にもしっかりお応えします!
臭いの少ない塗料の提案から、工事中も毎日現場に足を運び状況を確認。
ストレスフリーな工事をご提供いたします!

お気軽にお問い合わせください!