塗装に関するマメ知識やイベントなど最新情報をお届けします! 現場ブログ

外壁塗装は必要ない?外壁材の種類からみる塗装が必要な壁・不要な壁

塗装まめちしき 2024.05.08 (Wed) 更新 外壁塗装は必要ない?外壁材の種類からみる塗装が必要な壁・不要な壁

福山市の外壁塗装・屋根塗装専門店のコローレです!

「新築から15年ぐらいで外壁塗装をした方がいいって聞くけど、本当」
「本当はする必要ないんじゃないの?」

外壁塗装をするにしてもそれなりの費用が必要になるため、「やらなくてもいいのでは?」とお考えの方は多いと思います。

実は、外壁材の種類によっては外壁塗装が不要なものもあるんです!

今回は外壁材の種類を解説しつつ、外壁塗装が必要なものと不要なものをご紹介していきたいと思います。
最後までよろしくお願いします!


福山市で外壁塗装・屋根塗装は
コローレにお任せください!

見積もり・建物診断・ご相談はすべて無料!
お気軽にお問い合わせください!

見積依頼でクオカード500円分プレゼント!

外壁材の種類

最初に外壁材の種類についてご紹介します。
大きく4つに分類できます。

  • サイディング
  • モルタル
  • タイル
  • ALC

これらを順番に解説していきます。

サイディングとは

サイディングは板状の外壁材の総称です。
サイディングにも色々あり、主に次の4つにわけられます。

  • 窯業系サイディング
  • 金属系サイディング
  • 樹脂系サイディング
  • 木質系サイディング

窯業系サイディング

近年の日本の住宅で多く使用されているのが窯業系サイディングです。
セメントと木材繊維を混ぜて加工された外壁材で、製造時に窯の中で高熱処理を行うことから窯業系と呼ばれています。
デザイン性に優れており、レンガ調、タイル調など、様々なデザインの中から選ぶことができます。
大量生産できることからコストパフォーマンスにも優れた外壁材です。

窯業系サイディングのメリット窯業系サイディングのデメリット
コストパフォーマンスが高い防水性がなく定期的なメンテナンス(外壁塗装)が必要
デザイン性が高い
耐火性がある

金属系サイディング

金属系サイディングとは、アルミやスチール、ガルバリウム鋼板など金属を加工したサイディングのことです。
窯業系サイディングに次いで人気のあるサイディングです。
金属ということから熱を帯びてお家が暑くなりそうというイメージを持たれるかもしれませんが、意外に断熱性能に優れているのが特徴です。

金属系サイディングのメリット金属系サイディングのデメリット
断熱性能が高い他の外壁材と比べると高価
遮音性能が高いメンテンナンス(外壁塗装)を怠るとサビてくる可能性がある

樹脂系サイディング

主にアメリカなどで定番とされているのが樹脂系サイディングです。
塩化ビニール樹脂を原料としており、塩害や凍害などに強い耐久性を持っています。
樹脂系サイディングには素材に顔料(色)を練り込んであり、劣化しないため、外壁塗装が不要になります。
さらに、窯業系サイディングや金属系サイディングなどでは必須なシーリングも不要なため、かなりメンテナンスコストを抑えられる外壁材となっています。

樹脂系サイディングのメリット樹脂系サイディングのデメリット
外壁塗装が不要施工できる業者が少ない
メンテナンスコストが他の外壁材と比べて低いデザインの幅が狭い

木質系サイディング

木質系サイディングは本物の木材を利用した外壁材です。
木材をそのまま利用するのではなく、加工を施すことで防火性や機能性を高めています。

木質系サイディングのメリット木質系サイディングのデメリット
木の温もりを感じられるデザインコストが高い
断熱性が高く快適経年劣化の影響が他の外壁材より大きい
施工できる業者が少ない

モルタル壁とは

モルタル壁は水・砂・セメントを混ぜ合わせた素材でできた外壁です。
90年代頃まで日本では主流の外壁材でした。
現在はサイディングが主流となっていますが、サイディングと違い継ぎ目がなく、コーキングのメンテンナンスが不要といったメリットがあります。

モルタル壁のメリットモルタル壁のデメリット
意匠性に優れるひび割れが生じやすい
質感がいい仕上げ方によっては汚れが溜まりやすい
コーキングが不要

モルタル壁の仕上げ方

モルタル壁の仕上げ方は大きく分けて4つあります。

リシン吹き付け

粉状に砕いた石にセメントなどを混ぜたものを吹き付けて仕上げる方法です。

スタッコ

骨材とセメントを混ぜたものを吹き付けて仕上げる方法です。

吹き付けタイル

樹脂に骨材などを混ぜたものを口径の大きなスプレーガンで吹き付けて仕上げる方法です。

左官仕上げ

コテを用いて仕上げる方法です。
様々な模様を作ることができ、ひとつひとつ表情の違う表現ができます。

タイル外壁とは

タイル外壁は、粘土などを高温で焼き固めた板状の建材を張り合わせた外壁です。
レンガ作りのように見え、高級感がありデザイン性の高い外観になります。

タイル外壁のメリットタイル外壁のデメリット
高級感があるコストが高い
耐久性が高い浮きや剥がれは早急に対処しなければ事故につながる可能性がある
塗装メンテナンスが基本的に不要

ALC外壁とは

ALC外壁とは、Autoclaved Lightweight aerated Concreteの略で、軽量気泡コンクリートのことを指します。
内部に気泡を含んでいることが特徴のひとつで、住宅だけでなく高層ビルやショッピングセンターなど様々な建物に使われています。

ALC外壁のメリットALC外壁のデメリット
耐久性が高い防水性能が低い
耐火性が高いコストが高い
遮音性が高い

樹脂系サイディングやタイル外壁は基本的に塗装不要!

多くの外壁材をご紹介しました。
上記の中で、基本的に塗装が不要なのは樹脂系サイディングやタイル外壁の2つです。
お家がこのどちらかの外壁であるという方には外壁塗装は必要ないといえます。

逆を言えば、上記の2つ以外の外壁材の場合は外壁塗装やメンテナンスが必要ということになります。

現代の日本の住宅の80%近くは窯業系サイディングが使われています。
つまり、お家が10軒あれば8軒のお家は外壁塗装が必要ということです。

まとめ

本日の記事のまとめです!

  • 外壁材は大きく【サイディング】【モルタル】【タイル】【ALC】の4つに分けられる。
  • 外壁塗装やメンテンナンスが基本不要なのは樹脂系サイディングとタイル外壁の2つのみ。
  • 多くの場合、外壁塗装が必要。

外壁塗装は必要ないのでは?とお考えの方も多くいらっしゃると思います。
しかし、現在のお住まいを末永くお守りいただくには多くの場合で外壁塗装は必要になってきます。

コローレでは様々な外壁の様々な症状に合わせて適切な工法をご提案いたします!
お気軽にお問い合わせください!